新宿西口徒歩1分、新宿駅前クリニック・泌尿器科が監修しています

(新宿区西新宿1-12-11山銀ビル5F)

梅毒

  • 梅毒

梅毒というのはトレポネーマという細菌が原因で起こる疾患で、近年になり徐々に感染が拡大している疾患として知られています。女性に感染させてしまうと不妊症の原因や新生児の先天性梅毒の原因となるので、症状に気をつけて感染を防ぐ必要があります。

放置しておくとこんなことになる可能性があります

ステロイド

梅毒の症状は4段階で進行します

第1期
感染後初期の段階で、トレポネーマが侵入した部位に硬くうみが出てくる塊を作ります。この後にやがてリンパ節が腫れてきて、塊が消失する事が特徴です。

第2期
第2期では全身のリンパ節が腫れ、発熱や倦怠感を主体にした症状が現れます。全身にバラ疹という赤い発心が出てくる事が第2期の特徴です。

第3期
第3期は感染後ある程度時間がたった段階で、皮膚や筋肉にゴム腫という腫瘍が発生します。

第4期
第4期では感染後10年以上経過した段階で、神経や臓器に多くの異常が現れます。

現在の医療水準では症状が進行した梅毒を目撃するのは非常にまれですが、不顕性感染という症状が現れないまま、梅毒の原因細菌を体内に宿した状態の患者さんを多く見かける事があります。自分には関係ないと思わず、症状に気がついたら早期の治療を行う事が重要です。

市販薬などの自己診断はこんな危険性があります

市販薬を使った自己診断は非常に危険です。梅毒を治療するには医師の診断と、診断に基づいた投薬が絶対に必要です。治療薬の選択や服用量・服用期間は症状に合わせて考える必要があり、独断で薬を選ぶ事なく早急に治療を行う事が必須とされています。

梅毒は感染性が強く男女ともに広く感染を拡大させると言われています。自分だけの問題と捉えず、必ずパートナーもともに治療を受ける必要があります。梅毒を疑った場合には必ず医師にご相談ください。